蛇峠山(じゃとうげやま)
狼煙台があるだけに眺望は極めて良好!
昔、蛇出(じゃで)という屋号をもった山麓の農家に住みついていた大蛇が、体が大きくなったので頂上付近の池(または治部坂峠の池)に引っ越すと、わざわざ挨拶をして出ていったという伝説が山名の由来という。
県最南部の下伊那郡平谷村と阿智村(旧浪合村)、阿南町の境にある山で、南北の両村を旧伊那(三州)街道が結び、街道最高所にあったのが治部坂峠である。現在は国道153号線となっているが、その峠の東至近にこの山はある。
国道側に治部坂スキー場ができてから、冬は中京方面の人たちでにぎわっているが、雪が消えると静かな高原地帯に戻る。戦国時代は三河、甲斐の要所とのろしで連絡をとり合ったといわれるくらい、長野県最南部としては際立って高い山である。そのため山頂付近には国土交通省のレーダー雨量計をはじめ、いくつものアンテナなどが設置されている。(信濃毎日新聞より)
山行き日 |
2016年4月16日(土) はれ |
山名 |
蛇峠山(じゃとうげやま) |
登り口/場所 |
長野県阿智村/治部坂峠 |
標高 |
1663.9m |
標高差 |
262m |
距離 |
5.1q |
時間 |
2時間(休憩含む) |
あてにならないお疲れ度 |
☆☆☆☆☆ |
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【ルートタイム】8:14林道空き地〜8:24馬の背8:27〜9:15狼煙台9:18〜9:23蛇峠山9:38〜9:44狼煙台〜10:10馬の背〜10:14林道空き地 |
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南信州は治部坂峠までやってきました。
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目の前には中央アルプスが見えますが、本日は御覧のとおりです。
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スキー場から林道を詰めたら、この案内板が。ここから登ることにします。 |
ほどよく空き地がありましたので、ここに駐車します。
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山道へ入ります。
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途端に「ショウジョウバカマ」が群生していました。
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ダケカンバ。この辺が南限と聞いていますが…
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登り始めて10分。馬の背まで来ました。
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中央アルプスの南部。今日はあいにくガスがかかっています。
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お隣の大川入山。
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南木曽岳。奥には雪を被った北アルプス。
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馬の背には似つかないベンチww
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そこからは平谷村の集落が箱庭のように見えました。
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馬の背の直下がゲートです。ここまで車は入れます。
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ゲートを越え眺望を得るため作業道を進むことにしました。
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ところが、眺望は余り芳しくありません。
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で、山道へ入ることにしました。
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整備もされ、歩きやすい登山道です。
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一旦、作業道に出て、登山道へ戻ります。
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ここから戻りました。
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この辺りは、まだ芽吹いていません。
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ここからは作業道を歩きます。
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眺望を求めて進んでいきます。
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上矢作の「風の森」風力発電の羽が見えます。左は大船山、右の奥には荒峰山です。遠くは「鈴鹿山系」です。
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左手に萩太郎山、その隣は茶臼山。中央の奥は不明。
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こっちは、左から鯉子山、そして大川入山、恩田大川入山、さらには恵那山。
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舗装された道から狼煙台へ向かいます。
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雨量観測レーダーサイト
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レーダーサイトの裏側に狼煙台がありました。
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これが狼煙台なんでしょうか?
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狼煙台の奥にヘリポートのような場所がありました。
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そこから南アルプス
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聖、赤石、荒川方面。
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仙丈、北岳、間ノ岳方面。
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こっちは、御覧の展望。
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中央アルプス南部方面。
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そして南木曽岳から奥には穂高がうっすらと…
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阿智村から飯田市の市街。
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山頂へ向かいます。
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山頂には展望台があるようです。
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展望台の下に銘板
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三角点がありました。
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展望台から南アルプス南部(雲の中に聖、上河内、茶臼、光、加加森、池口と続いています)
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ちょっとコーヒータイム。
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さぁ、下山開始です。
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ゆったりと下ります。
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ダケカンバの皮。焚き付けに最適ですww
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大川入山、恵那山を眺めながら下ります。
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登山道へ入っていきます。
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本日、出会ったのは単独行の山ガールと、そしてこのご夫妻のみ。
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ゲートまで戻りました。
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電子基準点。
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馬の背のベンチはカラスが占領しています。
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下ります。
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ショウジョウバカマは、この周辺だけでした。
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登り口まで戻りました。
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はい。到着。
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スキー場横に水芭蕉園がありました。
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いまが旬ですねww |
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