晩秋の南信州…大川入山(おおかわいりやま)1908m
紅葉は麓へ…中腹から山頂は初冬の気配
晩秋のこの日、雲ひとつない!秋晴れだ。
仕事の段取りを手早く済ませ、岡崎を出発したのは午前9時。目指す南信州の治部坂高原へは11時前と予想。うまい具合に「香嵐渓」は混んでなかったが、稲武町で水道工事で国道153が片側通行となっていた個所が2つあった。それでも11時前には治部坂高原に着いた。
信濃路へ入ってからは、周囲の山々は「燃えゆ」の言葉がぴったしな情景だった。なにはともあれ、晩秋から初冬の雰囲気を楽しめた山行であった。
山行き日 |
2013年11月8日(金) 快晴 |
山名 |
大川入山(おおかわいりやま) |
登り口/場所 |
長野県阿智村浪合(冶部坂峠) |
標高 |
1907.7m |
標高差 |
684m(累積標高:1298m) |
距離 |
12.2km |
時間 |
4時間34分(休憩含む) |
あてにならないお疲れ度 |
★★★☆☆ |
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【ルートおよび時間】10:57駐車地〜11:00登山口〜12:01横岳〜12:11ピーク(1616m)〜12:37「あと2q」標識〜13:01「あと1km」標識〜13:30大川入山てっぺん13:45〜14:22四等三角点(1683mピーク)〜14:51横岳〜15:28登山口〜15:31駐車地
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登山口近くまで車を乗りあげる。周りは唐松林で、落葉さかんである。駐車地から2〜3分で登山口。ここからスタートである。
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見れば、紅葉はもう終盤に入っている。整備された登山道を進む。
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唐松の黄葉は、いつ見ても綺麗だが、落葉が陽にあたりキラキラ輝く。
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登山道を一旦、登ったら、今度は沢渡り。橋を越えたら本格的な登山道となった。支尾根まで登ったら、ヒノキの根っ子道。これには手古摺る。
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ところどころ、晩秋の風情を残していた。
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いつものように出足は不調。身体が山仕様になっていない。アミノ酸で「喝」を入れる。 |
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ちょっと開けた場所から眺められた中央アルプス(南駒ケ岳と仙涯嶺)と南アルプス(左が仙丈ヶ岳、それに北岳、間ノ岳、農鳥岳)。
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ゆく秋を惜しむかのように陽を浴びる唐松林。登山口から1時間少々で横岳まで上がってきた。やっと身体が山仕様に変貌す。
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三等三角点(点名:横岳)にお決まりのタッチ
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立派な標柱。裏には「山頂まで3.6キロ」と記されていた。
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ここからの尾根は縦走路と言った感じ。小春日和の中、爽やかに歩けた。
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尾根から南西方向を眺めると、隣の尾根には長者峰、高嶺が見て取れる。上を見上げれば雲ひとつない快晴。伸びる岳樺?の白と青空がマッチする。
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あのピークは? 1616mのピークらしい。登り切れば休憩用のベンチが。そこに老年の御夫婦が眺望を楽しまれていた。もう下山中とのことだ。四等三角点と間違えタッチ(笑)
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進むと大川入山の山容が飛び込んでくる。まだ遠いな〜ぁ…
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登山道はだいたい、こんな感じで続く。落葉がクッションになって足への負担は少ない。 |
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「あと2km」の標識で12:37を指している。登山道に差し込む光もかなり傾いてきた。日暮れまでに戻れるだろうか?ちょっと不安が脳裏を過ぎる。
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13:01「あと1km」だ。2時までには山頂へ到着できそうだ。
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山頂が近付くにつれ、周りは笹原に替わってきた。
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お隣の山「蛇峠山」が見える。それに治部坂高原スキー場も。
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南側には「茶臼山」が薄らと…
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山頂が見えた!下山して来るグループも見て取れる。
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あと、3〜4mで「てっぺん」だ!
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13:30 てっぺん到着。誰も居ない。風が少し吹いているが、寒さを感じさせるほどでない。
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大川入山の名版。
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二等三角点(点名:大川入)へお決まりのタッチ♪
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お約束の「カンパーイ♪」 それに本日の山めしランチ。気張って「ビーフシチュー」と食パン(フランスパンの代用)にしたが、水を買い忘れた。直火で温めたくないし、早く下山したい。そんな訳で「明宝ハム」をかじりながら下山することに。
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山頂から中央アルプスを眺める。目の前には南駒ケ岳と仙涯嶺。9月、10月におじゃました山域だ。中アの縦走は来年の宿題となってしまった。
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南アルプス。鋸岳から仙丈ヶ岳、仙塩尾根から北岳、間ノ岳、農鳥岳と続く。仙塩尾根(通称:バカ尾根)の縦走も宿題となっている。
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こちらは「恵那山」だろうか。位置的には、そっちの方向を指しているが…
大川入山に来たのは30年ぶりのこと。もうすっかり忘れている。だから今日が初めてと言っても過言ではない。 |
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15分滞在。さぁ〜下山開始!
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「明宝ハム」を咥えての下山である。まずは笹原を一気に下る。
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山肌は、もう初冬の雰囲気だ。
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登りで踏み忘れた四等三角点(点名:もみじ平)にタッチ♪
1683mピークに存在する。 |
てっぺんから咥えてきた「明宝ハム」、ここで完食(^^)v
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山頂下の笹原ですれ違った高齢者パーティー3人組に1616mピーク手前で追いつく。ピークで記念撮影をお手伝い♪
おじさん達、日没までに下りられるかなぁ〜と余計な心配をする。
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順調に横岳まで下りてきた。14:51を指している。なんとか日没までには駐車地まで戻れそう。ひと安心。
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横岳から暫くすると山ガール3人組をキャッチ。写真を撮って楽しんでいるようだ。
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「ヒノキの根っ子」登山道を軽やかに通り抜け、沢渡りの橋まで戻った。
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まもなく登山口だ!そこには岡崎からの家族連れが…。登りに出会った人たちである。しばらく談笑しながら下山。登山口には15:28に到着。山頂から1時間44分で下りて来たことになる。15:31駐車地。出掛けに駐車していた2台の車の姿はもう無い。 |
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