烏帽子岳(えぼしだけ)
晩秋の絶景を満喫(^^♪
烏帽子岳は、上伊那郡飯島町と下伊那郡松川町のほぼ境にある山で、中央アルプス南部の奥念丈岳から東の伊那谷へ尾根をのばす末端近くで、その末端は小八郎岳。全国には烏帽子岳と烏帽子山をあわせて85という説があるが、これは同名山ランクで4番目である。信州にも北アの烏帽子岳や浅間連峰の烏帽子岳など、ごく烏帽子型をした2000mを越す山があるが、この山の烏帽子型はその最たるものと思われる。しかも、平地からでもはっきりそう見える。(信州山岳ガイドより)
山行き日 |
2017年11月3日(金) 快晴 |
山名 |
烏帽子岳(えぼしだけ) |
登り口/場所 |
長野県松川町 鳩打峠 |
標高 |
2194m |
標高差 |
1076m(累積標高:1506m) |
距離 |
10.3km |
時間 |
8時間37分(山行時間:7時間2分) |
あてにならないお疲れ度 |
★★★★★ |
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【ルートタイム】鳩打峠07:47〜08:40小八郎岳09:09〜10:16セキナギ10:30〜10:53飯島ルート・小八郎ルート分岐11:00〜11:15シロクモナギの頭11:17〜12:45烏帽子岳13:22〜14:30シロクモナギの頭〜14:42飯島ルート・小八郎ルート分岐14:45〜15:03セキナギ15:06〜16:24鳩打峠 |
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中央道松川ICを下り、およそ40分かかって「鳩打峠」までやってきました。駐車場は満車状態でした。 |
今回は、小八郎岳経由烏帽子岳のピストンです。こんな短時間で登れる山ではありません。 |
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登山届を提出して入山します。
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周辺の紅葉は終盤を迎えていますね。紅葉を眺めながら登ります。
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登山道は整備されています。
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黄葉が美しい(^^♪
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山頂まで10分割されているのですね。目安になってありがたい!
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へぇ〜(^^♪ 2座制覇すれば缶バッチが貰えるって(^^)
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小八郎岳分岐で先行されていた7名のパーティーに追いつきました。
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後方に付けます。
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カラマツの黄葉。
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パーティーに道を開けて貰い小八郎岳に向かいます。
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右折し山頂へ向かいます!
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小八郎岳には東屋があるのですね。
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はーい!1470mの小八郎岳山頂です。
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石柱には片桐小八郎之霊と刻まれています。どう言う方なのか?後で調べます。 |
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山頂には山座同定の石机がありました。南アルプス全山が見えるとのこと。 |
目指す「烏帽子岳」が目に飛び込んで来ました。かなり遠い。
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伊那谷は朝霧に覆われていますが、南アルプスはクッキリ見えます。
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7名パーティーの面々としばし談笑し、30分ほど休憩しました。では、烏帽子岳へ向け出発します。 |
黄葉のカラマツ林を眺めながら登ります。
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一旦、下って…
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トラバース道と合流です。ここが3/10ですか?
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頭上には紅葉したカエデも現れ出しました。
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艶やかです(^^♪
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エネルギー補給! 効果は不明ですww
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徐々に標高を高くして行きます。
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カラマツの黄葉も終盤ですね。
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通過します。
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汗が出てきました。
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やたらと念丈岳に誘って来ますねww
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やっと半分です。
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登山道は、段々ときつくなってきました。
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烏帽子岳が近づいてきましたね♪
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山頂をアップしてみました。右が烏帽子岩でしょう! 空には飛行機も飛んでいますww |
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地味にキツイ(^^;;
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通過します。
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ナギの頭です。豪快に崩落しています。
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樹間から伊那谷。
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飯島ルートに合流しました。しばし休憩!
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では出発します!
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笹も現れたら…
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今度は「セキナギ」ですって。
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見事なナギ。
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花崗岩なのでしょうかね?
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同じ場所から、いま歩いて来た尾根を振り返ります。小八郎岳も見えます。
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笹を掻き分け進みます。
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7/10の標識は見当たりませんでした。
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ここから激登り!
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これでもか!そんな感じです(^^;;
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あと少し!
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頑張ろう♪
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あれが烏帽子岩でしょうか?
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登って来たら…(><;;
どうしましょう?烏帽子岩はスルーし山頂を目指しました。 |
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鎖場が登場しました。
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登り切って上を見たら岩が突然現れました。
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はい!烏帽子岩。
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左折し振り返ると烏帽子岩の全容が見えました。
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あの岩場が烏帽子岳の山頂でしょうか?
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やっとの思いで2194mの烏帽子岳の頂に辿り着きました(^^)/
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山頂からの眺め。遠くに八ヶ岳連峰。伊那谷北部が広がります。
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東側には南アルプス北部。
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そして南アルプス中央部。
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さらに南アルプス南部から深南部。
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こっちは中央アルプス「念丈岳」へ繋がる尾根。
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さらに中央アルプス主稜線の越百山〜仙涯嶺〜南駒ヶ岳。
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山めしランチとします(^^♪
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今日は粗挽きウインナーを焼きます。それに「おにぎり」!
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コーヒーも淹れておきますww
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ご馳走様でした(^^♪
秋の日は「釣瓶落とし」言うので、早めに切り上げます! |
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記念に三角点を摘まんでおきます(^^)
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名残惜しいけど、下山開始します。
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今度は「激下り」になりますので細心の注意を払います。
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慌てずゆっくりと…
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笹を掻き分け下ります。
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ナギの頭を通過します。
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激下りが続きます。
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振り返って烏帽子岳。また訪問します(^^)/
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西日が当たるとカラマツの黄葉が生えます♪
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小八郎岳分岐を通過。 |
3時間かかって戻って来ました。日没時間(4時51分)に間に合いました! |
小八郎岳の山頂にある記念碑は、自然石で「片桐小八郎之霊」と刻まれた立派なもので、保元の乱(1156年)で源頼朝の父義朝に従い勇名を駆せたが、次の平治の乱(1159年)で戦死したこの地の武将片切小八郎大夫景重(昔の正式名)が、避暑のために夏の城として滞在した山である。と信州山岳ガイドには記載されていた。 |