愛知の低い山や岐阜東濃の里山を適当に散策。低山でも気分はyo-ho ―――!


ミツバツツジとヒカゲツツジの競演♪

各務原アルプス18.7km縦走(伊吹の滝からJR坂祝駅まで)

昨年から一度は寄ってみたいと思っていた「各務原アルプス」。権現山にするか、それとも自然遺産の森から明王山を周回するか?迷っていた。
えぇ~い、ならば縦走すれば簡単に済む。ただ車をどう回収するか?!蘇原の自然公園に停め、そして坂祝から電車で蘇原まで戻って車を回収…これがベストのようである。
各務原アルプスは標高が300m程度の里山だと思っていたが、これが結構きついアップダウンの繰り返し。坂祝駅に到着した時はヘトヘトだった。それに珍しく足の指に水膨れが出来てしまった。

山行き日 2014年4月11日 金曜日 (はれ)
山名 各務原権現山(かかみがはらごんげんやま)
芥見権現山(あくたみごんげんやま)
向山(むこうやま)
須衛(すえい)
金山(かねやま)
迫間山(はざまやま)
明王山(みょうおうさん)
城山(しろやま)/猿啄城址(さるばみ)
登り口/場所 岐阜県各務原市(伊吹の滝不動明王)
標高 317m(各務原権現山)
317m(芥見権現山)
303m(向山)
322m(須衛)
348m(金山)
309m(迫間山)
380m(明王山)
215m(城山)
標高差 332m(累積標高:1884m)
距離 18.7km
時間 10時間30分(山行時間:9時間23分)
あてにならないお疲れ度 ★★★★★

【ルートタイム】伊吹の滝07:21〜07:45北山展望台07:48〜08:20各務原権現山08:22〜08:29北山〜08:43老洞峠〜08:58芥見権現山09:26〜10:17桐谷坂10:20〜10:54向山〜11:11向山見晴台11:18〜11:30須衛〜12:21ランチタイム13:03〜13:20岩坂峠13:21〜14:00金山14:01〜14:20大岩見晴台14:24〜15:00多賀坂峠15:04〜15:36迫間山〜15:43迫間不動奥の院〜15:59明王山16:11〜16:53猿啄城16:55〜17:32登山口〜17:52JR坂祝駅

7:22伊吹の滝へ向かいます。

 

不動明王です。

 

これが「伊吹の滝」でしょうか?

 

不動明王に向かって左側に登山口がありました。とは言いうものの本当は地元のブロ友さんにメールして「登り口は何処?」って聞きました(爆)

樹間から下界が眺められます。

 

尾根に上がったようです。

 

登山口から、およそ30分で北山展望台です。通過します。

 

尾根の山道は、こんな感じで気持ちイイです。

 

登山道にはミツバツツジが咲き誇っています。

 

何のための「鐘」でしょうか? みなさん鳴らしておられました。

 

感じのイイ風景ですね。

 

東屋が見えます。あそこが各務原権現山でしょうね。

 

道標に従って左折します。

 

鳥居がありました。多度神社です。あの多度大社の分身なのでしょうか?

各務原権現山のてっぺんです。多度神社の祠がありました。尾根から見えた東屋です。

 

山頂から御嶽山を眺める。御嶽の左側に乗鞍も薄らと…。地元の方が「この時期に御嶽が見えることは珍しい…」と教えてくれた。

 

さて、今回目指す「各務原アルプス」の全容がわかります。

 

その前に、正面の芥見権現山を目指します。

 

北山までの尾根道。結構、気持ちイイ稜線です。

 

北山のようです。左へトラバースしていますが、今回は右の急登を下りる事にしました。

ロープも設置されるほど、急登です。

 

老洞峠が見えてきました。

 

登り返します。

 

同じように急登です。ですが、途中から巻道があります。今回は巻道利用。途中、滑落事故多発の岩場を眺めます。

芥見権現山に到着。あとから登ってきた地元の方としばし談笑。昔の火事のことや、ご自身が植えた樹木など、ご説明を受けた。

 

二等三角点(点名:芥見村)にお決まりのタッチ♪

 

山頂での談笑が長かったので、急いで桐谷坂へ向かいます。

 

ここらでエネルギーを補給します(笑)

 

ミツバツツジが見ごろを迎えていますね♪

 

尾根道から見えた景色。能郷白山でしょうか?それとも小津権現山でしょうか?わかりません。

綺麗な稜線ですね♪場所は分かりません。

 

桐谷坂へ一旦、登り返すみたいです。

 

旧道に出合いました。左折します。

 

見えてきました。桐谷坂の登り口。関・江南線を渡るには覚悟が必要です。車の速度が速いし、途切れる事があまりありません。

ちょっとの隙を見計らって横断! 「おぉ〜、あぶねぇ〜」

 

登り口で、しばし休憩し一気に尾根まで登りました。

 

ミツバツツジを見ながら尾根道をルンルン気分で進むと…

嫌なものに遭遇!シマヘビでしょうか?!ちょっと黒っぽいですが、1mほどありました。今シーズン初遭遇です。山歩きは好きですが、これに出合うことは勘弁してほしいです(トホホ)

気分を取り直し進みます。途中、振り返ったら今まで歩いて来た各務原権現山(左)と芥見権現山(右)がバッチし!中央は金華山でしょううか?

 

向山を通り越し向山見晴台まで来ました。

 

ミツバツツジばかりが目に飛び込んできましたが、ちょっと足元を見たらシハイスミレが咲いていました。これもブロ友さんが花の名前を教えてくれました(^^)

賑やかな声が聞こえてきました。須衛のピークで地元の高齢者団体(7〜8名)さんが休憩中でした。御挨拶としながら皆さんの集合写真のシャッターを切らせて頂きました。

みなさんと談笑しながら、この先の情報を得ようと「今日が初めての訪問」の旨、言うと各務原市が発行している「各務原アルプス」マップを手渡して頂きました。なんと編集協力者の張本人(氏名掲載)から頂きました。

また、他の参加者さんからは「今度、蒲郡の縦走したいけど、何時間かかりますか?」と質問された。多分、宮路山〜五井山のことだと思い確認しながら、そこだけなら3時間〜4時間。だけど赤坂駅から三谷駅までなら6時間ですよ…そう説明した。

なんだかんで、ちょっと時間を取り過ぎたきあらいがある(笑)

いつものように四等三角点(点名:須衛)にタッチ(^^)/

 

みなさん優しい?

別れて下りて来たら、ここは急登だったんですね。

ランチ場所を探しながら登り返します。

この先にピークがあったので、ここでランチとしました。今日は「じゃがりこ」のポテトサラダ!メインは「ハムステーキ」(爆)腐らないものと考え、今日はこれにしました。炭水化物はじゃがりこで補います[笑)

は〜い!出来上がり。珍しく完食ですが、いつものビールは止めておきます。呑んだら足が動きません。

最終予定の猿啄城で呑みます(^^)v

で、久しぶりにコーヒーを淹れました。

13時を回ったので急いで撤収し歩いて来たら、こんな眺めの良い場所があった。ここでランチにすれば良かった(後の祭り…トホホ)

 

岩坂峠のようです。銘版も道祖神の前にありました。さぁ、登り返します。

 

ランチタイムで英気を養ったから、ここまでは快調に進んできた。三等三角点(点名:金山)に、お約束のタッチ(^^)

 

無線反射板。唯一の人造構造物だった。

 

まさか、これが大岩じゃありませんよねぇ〜?[笑)

 

なにか見えてきましたヨ♪

 

大岩見晴台のようです。

 

見晴台とあって、眺めは良好!濃尾平野が一望ですます。

 

ミツバツツジを見ながら下ります♪

 

濃尾地震の断層何でしょうね?!

 

分岐に来ました。多分、直進すれば自然遺産の森へ下りちゃいそうなので、左折し北ルートを辿ります。

相も変わらすアップダウンは繰り返されます。短いけど結構キツイです(^^;;  砂礫の道で下りは「滑る滑る!」です

 

わ〜ぁ、登り返しです。キツイですわ(^^;;

 

ピークに到着![ほっとします]

 

おぉ〜、ここが迫間山(迫間城址)ですね!

 

エネルギー補給ですが、これはダイエット用ですって(^^;;

大丈夫かなぁ~ww

迫間不動の横を通過させて頂き…先へ進みます。

 

コンクリートの道です。足に堪えます!

滑らないだけ、マシか!?

明王山は何処でしょうか?左へ行けば猿啄城址とのこと…。3mほど登ったら、登山口がありましたが、ここを登るのですか?どうしましょう?パスしたい気分です。

でも、日陰ツツジを見たいから…

 

がんばって登ったけど山頂が分かりません(トホホ)

 

うろうろしてアンテナの裏に来たら、明王山の山頂でした!

 

おぉ~(^^)これがヒカゲツツジだ!咲き誇っています♪

時間もありません。猿啄城址へ向かって坂祝へ下ります。

 

ルートが分からないから、あの分岐へ戻った進んだら、この道標。山頂から直接下りてこられたようだ。 今まではミツバツツジでしたが、こちら側はヒカゲツツジがたくさん咲いています。

「ひーぃ、ぜーぇ」言いながら最後の登り返しをクリアしたら「猿啄城址」の櫓がありました!

 

ここから鳩吹山山系がバッチシ!昨年、つばきチャンと一緒に歩いた尾根(川平尾根)も手に取るように分かります(^^)

 

じゃあ、お待たせのカンパーイです。

各務原アルプス「ありがとう♪」また寄らせてもらいます(^^)v

さあ、坂祝駅向かいます。1時間に2本しか電車はありませんので…

 

カウンターを入れて…

 

駅へ一直線!(そうはいきませんが…)

 

17時52分にJR坂祝駅到着。

 

18時ちょうどの電車(ディーゼル車)で各務原へ戻ります。車の回収です!
感想:地元の皆さんから優しくして頂きました。なにせ初の各務原アルプスですので山容が全く分かりません。各ピークで出会った人たちから情報得て縦走が完了したわけです。本当にお世話になりました。またお邪魔したいと思います。今度はヘビに遭遇しない時期が良いかと…
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