南木曽岳(なぎそだけ)
蛇抜けで登山口が一変!
5年ぶりに訪れてみた。相変わらず急峻な登山道だが、登山口周辺が一変していた。なんでも平成26年7月の集中豪雨で「蛇抜け」が発生し、登山口周辺が押し流されたとのことで、その工事が平成28年度で終了。この結果、新しい登山道が出来たとのことだ。(常連の登山者談)
また、登山者も増え中には山菜のコシアブラを木に登って採取しているグループもいて、5年前とは様変わりの様相呈していた。さらに登山道も木段は以前からあったが、手摺のついた木段に変わっており、光陰矢の如しを実感した次第だ。
山行き日 |
2017年5月27日(土) 快晴 |
山名 |
南木曽岳(なぎそだけ) |
登り口/場所 |
長野県木曽郡南木曽町蘭 |
標高 |
1679m |
標高差 |
716m(累積標高:1343m) |
距離 |
8.7km |
時間 |
6時間8分(山行:4時間53分) |
あてにならないお疲れ度 |
★★★☆☆ |
|
|
【ルートタイム】上の駐車場08:08(18分)08:26登山口(13分)08:39下山道分岐08:40(33分)09:13高野槙林(18分)09:31岩場&鎖場(46分)10:17南木曽岳10:20(12分)10:32南木曽岳展望台11:26(25分)11:51摩利支天11:52(1時間42分)13:34下山道分岐13:48(14分)14:02登山口(14分)14:16上の駐車場 ※カッコ内は所要時間 |
|
|
中山道「妻籠宿」を通り越し南木曽町蘭の避難小屋まで登ってきました。駐車場は3ヶ所ありますが、ほぼ満車状態。運よく1台分のスペースが空いていました。 |
案内図があります。一応、確認して入山します。登山届ポストは避難小屋にあります。トイレも完備しています。
|
|
|
では出発します。
|
林道ゲート前から右に折れ自然散策路に入っていきます。
|
|
|
東屋を通過し…
|
林道に合流します。
|
|
|
砂地(花崗岩)の林道を暫く歩きます。
|
前回訪れた時には、ありませんでした。崩壊したのでしょうか?
|
|
|
はい!毎度おなじみの金時の産湯です。
|
この池がそうです。ww
|
|
|
産湯の目の前が登山口ですが、様子がかなり変わっています。
|
案内板は同じですが、林道が入っています。
|
|
|
上部に昔の山道の名残がありました。
|
先行する登山者の後ろを付けて登ります。
|
|
|
砂防堰堤が出来ていました。この工事のための作業道だったのですね。 |
この橋もありませんでした。前回は朽ちかけた木製橋を渡ったことを思い出します。 |
|
|
やっと従来の山道になりました。案内板は新設されました。
|
歩き出しておよそ30分。登り・下りの分岐に到着。
|
|
|
分岐の直ぐ上に洞窟があります。
|
これが金時の洞窟かは不明です。
|
|
|
この山の特徴でもある木段歩きが始まりました。
|
喉の滝に到着。
|
|
|
この辺りから水が流れ落ちる音がしています。
|
登って、この案内板。なるほど…(^^)
|
|
|
巨岩・奇岩を回り込みながら木段を登っていきます。
|
ところどころガレ場も登場。
|
|
|
中腹には高野槙の天然林。
|
立派なマキです。これは木曽五木の一つ(ヒノキ・サワラ・ネズコ・アスナロ・マキ)でもある。 |
|
|
続きますね〜www
|
足元に「イワカガミ」咲き誇っていました。
|
登り道で唯一の鎖場。右は木段の巻き道。巻き道は結構、恐怖だったらしい。
|
|
|
岩場を登り詰め、巻き道から来る相方を待ちます。
|
開けた場所から恵那山。雲がかかっています。残念。
|
思わず「熊」かと思った。山菜である「コシアブラ」を採っているとのことだ。
|
|
|
まだまだ続きますww
|
奇岩。甲岩はこれを指すのでしょうか?
|
|
|
それとも、こっち?
|
なるほど…(^^)
|
|
|
木段にも飽きが来ました。
|
そんな時にイワカガミが癒してくれますww
|
主稜線に登り詰めると……南アルプス南部(荒川三山・赤石・聖)が飛び込んで来ました。前回は見られませんでした。
|
|
|
はーい!山頂です。登山者が休憩中。ワンコ連れての山歩きだそうです。 |
1679m南木曽岳。二等三角点(点名:南木曽)。眺望はありません。
|
|
|
展望台へ向かいます。
|
柿其渓谷・御嶽・乗鞍の展望台がありますので登ってみます。
|
眼下には南木曽の街と御嶽・乗鞍が見えます。柿其渓谷は分かりません。
|
|
|
御嶽をアップ。雲の中です(^^;;
|
乗鞍をアップ。雲の中です(^^;;
|
|
|
戻って南木曽嶽山大神さまに参拝し展望台へ向かいます。
|
あのピークを越えれば展望台です。
|
|
|
避難小屋から展望台。そして中央アルプス。
|
展望台に到着。賑わっています。
|
|
|
岩の上に陣取って、お約束のカンパーイ♪です
|
ちょっと早めの山めしランチ。今日も「鶏ちゃん」ですが、もやしを家に忘れてきました(^^;; なくても美味いです(^^♪ |
|
|
やっぱ、コーヒーを淹れないと…
|
うまい(^^♪
まったりしたので、摩利支天経由で下山開始です。 |
途中、中央アルプス南部(空木・南駒・仙涯嶺・越百)が目に飛び込んできました。よく見ると、超百から安平路の稜線上に「蛇抜け」が見て取れました。藪漕ぎルートは通行止めなのでしょうか? |
|
|
摩利支天へ向かいます。
|
アカヤシオですね。終盤でしょうか?
|
|
|
摩利支天は下山道方向です。
|
ちょっと振り返ります。展望台には続々と登山者が登ってこられます。 |
こっちは中央アルプスの北部(木曽駒・三沢・宝剣・檜尾)。あと2〜3週間で完全に雪は消えますね。
|
|
|
久し振りに隈笹が登場しました。
|
空は快晴。枯木もモニュメントととして映えますねww
|
南アルプス南部の荒川三山、赤石岳・聖岳。さすが3000m級の山々。残雪が中央アルプスより多い。
|
こっちは南アルプス深南部。雲のあたりが光岳?右に加加森山、双耳峰は池口岳。続いて鶏冠山、さらに丸盆かなぁ?!
|
|
|
南木曽岳の主稜線をまったり歩きます。
|
摩利支天に到着。
|
|
|
岩からの眺め。恵那山と兀岳。
|
こっちは、遠くに笠置山。
|
|
|
分岐まで戻って下山です。
|
トレランのお兄ちゃんが抜いて行きました。木段は、これから永遠に続きますww |
|
|
ここは緩やかですが、下山道は急峻です。
|
途中、見晴台があり摩利支天方向が見えます。奇岩のモアイ像が見えますが、今回はスルー! |
|
|
ゆっくりおりますよ(^^♪
|
トレランのお兄ちゃん、見晴台へ行ってきたそうです。梯子が壊れていて怖かったと言っていました。 |
|
|
この木段が一番長かったですね。
|
こう言った場所が25か所以上に及びます。
|
|
|
安全に降りましょう♪
|
まもなく分岐です。
|
|
|
以前は手すりはありませんでした。
|
分岐に到着。先行されたハイカーが休憩中。我々はそのまま通過。
|
|
|
ここからは急峻な場所はありません。
|
橋まで戻りました。
|
|
|
登山口です。
|
林道を歩いて遊歩道を通ってゲート前に。
|
|
|
はーい!到着。お疲れさまでした。
|
満車だった駐車場も御覧のとおり。
|
おまけ あららぎ温泉 |
|
|
毎度お馴染みの「あららぎ温泉」の湯に浸かります。
|
暖簾を潜り、ひとっぷろ(^^♪ @550円
|
|
|
湯上りはこれですよね!
|
でも、運転者はコーラで我慢。
|
メニュー表には無かった山菜の天ぷら。シーズンが過ぎていたが、ちょっとお願いして作ってもらいました。
すごく美味かった(^^♪
|
|
|
フキの煮つけ。サービスしてもらいました。ご馳走様。 |
やっぱ、雰囲気だけでも…ということでノンアルコールwww |
|
|