愛知の低い山を適当に散策。低山でも気分はyo-ho ―――!


「野麦峠」周辺を散策

「あゝ飛騨が見える」工女・政井みねさん終焉の地

『あゝ野麦峠』(ああのむぎとうげ)とは、山本茂実が1968年(昭和43年)に発表したノンフィクション文学。副題は「ある製糸工女哀史」。(初版は朝日新聞社刊)

映画では、飛騨からの出稼ぎ女工の悲惨な面を強調して描かれているが、原作では、工女の賃金にばらつきがあったことや、「我が家は貧乏だったので工女に行けなかった」、「実家の農家で働いていた方がきつかった」といった複雑な背景も描かれている。糸値に翻弄される製糸家の厳しい実情などにも言及し、詳細な聞き取り調査のもと、日本の貧しく苦しい時代を懸命に生き抜いた人々を、その時代背景と共に浮き彫りにするように描かれている点が、多くの読者に評価されている。 (Wikipediaから抜粋)

かねてから一度、寄ってみたかった「野麦峠」。飛騨と信州諏訪を結ぶ主要街道。 飛騨から諏訪・岡谷へは160km。この街道で一番の難所が野麦峠。夏の時期は穏やかな峠だが、冬期は一変し「厳しい悪魔の峠」と化す。そんな中を少女たちは寒さと牙を剥く雪氷に歯を食いしばって峠を越え、諏訪・岡谷へ向かったことだろう。そんなことを想像するだけで、なにか胸にジーンとくるものがある。

山行き日 2019年8月13日(火) はれ
山名 野麦峠(のむぎとうげ)
登り口/場所 長野県松本市/岐阜県高山市
標高 1672.5m(展望台:1705m)
標高差 50m(累積標高:87m)
距離 散策距離:1.9q
時間 49分
あてにならないお疲れ度 ☆☆☆☆☆

【ルートタイム】割愛

 

野麦峠駐車場から「乗鞍岳」が一望。

 

「野麦峠」説明板。

 

「あゝ野麦峠」。兄の辰次郎さん背負板に担がれる工女・政井みねさんの像。

展望台まで登ってみます。登山道は整備され遊歩道となていました。

 

展望台の東屋。

おみねさんのお墓。ここで「あゝ飛騨が見える」と言った場所でしょうか?「乗鞍岳」が一望です。

 

東屋の横には「観音立像」。新しいものでした。

 

周辺を「峠の森」と呼ぶのですね。

ハイキングコースを周回してみます。

 

ぐるっと回って「鏡池」の畔まで戻りました。

峠の麓「野麦」集落まで4.6kmですか?!

 

この階段を登れば「駐車場」

では、「野麦峠の館」(資料館)へ入ってみます。@500円

 

明治時代、13〜14歳の少女がこのような格好で厳冬の野麦峠越えしていたらしい。

映画のワンシーン「お助け小屋」前の辰次郎とおみねさん。主演:大竹しのぶ

お助け小屋をちょっと覗いて見ますwww

 

おまけ

野麦峠から下りて道の駅「ひだ朝日村」で遅めのランチ。 やっぱ飛騨に来たら、朴葉みそ、あるいは飛騨牛か。でもやっぱ「鶏ちゃん」でしょう!
   
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